ドゥカティのレーシングエンジン
ドゥカティのレーシングエンジンは、160psをはるかに超えていて、
ドゥカティクオリティの神髄と言えるでしょう。
この事を日本製エンジンに当てはめて見るとホンダのCB、
カワサキのZ、スズキのGSXのような70,80年代に賛美を浴びたエンジンの
シリンダーとヘッドを水冷にし、最新のシリンダーヘッドデザインを施した状態で、
21世紀のスーパーバイク選手権で勝利し、
市販車の義務である厳しい環境規制にも条件に合っているわけです。
ドゥカティでも注目すべきは、デスモドロミックエンジンバルブ駆動システムです。
これは、バルブの強制開閉システムで、
通常はカムもしくはロッカーアームとスプリングによって行う吸排気バルブの制御を、
開き側、閉じ側とも、それぞれ専用のロッカーアームにより強制的に行うシステムです。
750/900のベベル系に替わって80年代へ向け、ドゥカティの用意したのが、
コクドベルト駆動SOHCデスモドロミックのLツインで
パンタ系と呼ばれるマシン群だそうです。
750/900系のSOHC駆動がベベルギアで
あったのに対してコグドベルトによる駆動になった点が主な違いとなっています。